チップセットの選び方
チップセットは、
CPUと各パーツとのデータの橋渡しをします。
そして、チップセットはマザーボードに組み込まれており規格があります。
CPUのソケットにマザーボードのチップセットが対応してなくてはなりません。
それを間違えると装着できなかったり装着できても動作しません。
Intel製のCPUには、Intel製のチップセットを搭載したマザーボードを選ぶことが必須条件です。
同様に、AMD製CPUにはAMD製のチップセットを搭載したマザーボードを選びます。
つまり
CPUのソケットとマザーボードのチップセットがお互いに対応していなくてはなりません。
チップセットを選ぶポイントは、
CPUのソケットとマザーボードのチップセットが対応しているかの確認。
オーバークロック(OC)対応の有無。
RAIDを対応の有無。
PCI Express数
USB3.1のサポート数
USB3.0のサポート数
Intel製のチップセットの選び方
Intel製のCPUのソケット形状は「LGA1151」です。
対応するチップセットに、Z390、B365、Z370、H370、B360、H310があります。
CPUの世代 | ソケット | 対応チップセット |
第9世代 Core i シリーズ (Coffe Lake Refresh) |
LGA1151 | Z390、B365、Z370、H370 B360、H310 |
第8世代 Core i シリーズ (Coffe Lake) |
※第9世代CPUでZ370、H370、B360、H310 チップセット搭載のマザーボードの場合BIOSのアップグレードの必要な場合があります。
Intel製チップセットは、性能の違いなどで3種類に分けることができます。
第1部類
Z390・Z370
メモリ最大容量 64GB
オーバークロック対応:有り
第2部類
H370・B365・B360
メモリ最大容量 64GB
オーバークロック対応:無し
第3部類
H310
メモリ最大容量 32GB
オーバークロック対応:無し
AMD製チップセットの選び方
AMD製のCPUのソケット形状は「AM4」です。
対応するチップセットに、X570、X470、B450、X370、B350があります。
※X370、B350チップセット搭載のマザーボードの場合BIOSのアップグレードの必要な場合があります。
AMD製のチップセット(X570、X470、B450、X370、B350)の性能
メモリ最大容量 64GB
オーバークロック対応:有り
RAID対応:有り
X570 | X470 | B450 | X370 | B350 | |
第3世代 Ryzen | 〇 | 〇 | 〇 | (要BIOSアップデート) | (要BIOSアップデート) |
第2世代 Ryzen Gシリーズ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
第2世代 Ryzen | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
第1世代 Ryzen Gシリーズ | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
第1世代 Ryzen | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |