自作PC

自作PC

PCを自作するというと難しそうに聞こえますが、実は思いのほか簡単です。
自作PCを作りはじめたお陰で、パソコンに関する事を学ぶことができました。
ただ、パソコンに使うパーツは種類が多くパーツ選びが大変な作業となります。
適切なパーツさえ揃ってしまえば組み立て作業は、簡単で決められた所にはめ込むだけや部分的にネジ止めするパーツもありますが特殊な工具などがなくてもプラスドライバーがあれば充分です。
5台目の自作PCに挑戦。
今回、windows11のシステム要件を満たす自作PCを組み立てました。
今までの経験などを通して、パソコンに関する事を紹介します。

windows11のシステム要件を満たす自作PCは、
Windows11のシステム要件を満たす自作PC をご覧ください。


目次

基本

パーツ選び

主なパーツの取り付け方


自作PCの用途を決める

まずは、これから作るパソコンの使用目的を明確にすることが大事です。

使用目的が決まったら、目的を満たしてくれる性能のCPUを選びます。

CPUの性能と用途

超ハイエンドクラス
 とことんパソコンの性能を追求するエンスージアスト向け

ハイエンドクラス
 ゲームや動画編集などを快適にこなす、ゲーミング、クリエイティブパソコン向け

ミドルクラス
 ゲームや動画編集など、さまざまな作業をそこそこ快適にこなす汎用パソコン向け

ローエンドクラス
 Web閲覧やビジネスソフトの利用が中心向け
 ゲームや動画編集もある程度はできます。

CPUの専業メーカーに、Intelインテル)やAMD(エーエムディー)があります。

intel製CPU

intelのCPUは、製品数が多く、用途や予算に応じてベストな製品を選ぶことが出来ます。
Core i シリーズが中心となっていて自分のパソコンの使用用途や予算に合わせたシリーズを選ぶことができます。

詳細は、
パソコンパーツ intel製CPU をご覧ください。

AMD製CPU

AMD製CPUは、
Ryzen(ライゼン)シリーズでリリースしています。
Ryzenの魅力は、低価格でマルチコアのCPUを手に入れることが出来る事です。
8コア/16スレッドのCPUで比較するとintei Core i9-9900Kに対してRyzen 7 3800Xの方が 同じ8コア/16スレッドながら約7000円程安くコスパの高いCPUと言えます。
また、内蔵グラフィックを搭載したRyzen(ライゼン)Gシリーズは、intelのCPUよりグラフィック性能が高いのが魅力。
軽めのゲームなら十分プレイできます。

詳細は、
パソコンパーツ AMD製 CPU をご覧ください。


自作PCを構成するパーツ

絶対必要な主要パーツ

  • CPU
  • マザーボード
  • メモリ
  • ストレージ(SSD・HDD)
  • 電源ユニット
  • PCケース

必要に応じて追加するパーツ

※グラフィックボードは、グラフィック機能が搭載されてないCPUの場合別途必要となります。
※CPUクーラーもCPUにクーラーが同梱されてない製品の場合別途必要となります。
光学ドライブは、必須ではありませんがアプリのインストールやDVD・BDなどのビデオを鑑賞するのであれば必要となります。

ソフトウェア

周辺機器

  • モニター
  • キーボード
  • マウス
  • スピーカー

※スピーカーは、モニターにスピーカー機能がない製品の場合別途必要となります。


主なパーツを選ぶコツ

CPU

なにはなくとも必要なのが「CPU」。
CPUの規格に合わせて、マザーボードなど他のパーツも絞り込んでいきます。
また、グラフィック機能が搭載されていたり、CPUクーラーが同梱されているCPUも多いので、これらの有無で別途必要となるパーツも変わってきます。

CPUの選び方の詳細 はこちらをご覧ください。

マザーボード

マザーボードはCPUをはじめすべてのパーツを接続する重要な基板。
チップセットというCPUとほかのパーツの橋渡しをするパーツが搭載されており、CPUが対応するチップセットを搭載したマザーボードを選択するのが鉄則。

マザーボードの選び方詳細 はこちらをご覧ください。

メモリ

CPUが処理を行うときの作業領域となる重要なパーツ。
メモリには数多くの規格が存在するので、CPUやマザーボードが対応する規格の物を選択します。
また、使用目的に合わせて容量を選択するのも重要です。

メモリの選び方詳細 はこちらをご覧ください。

ストレージ(SSD・HDD)

ストレージ(SSD・HDD)は、Windowsやアプリをインストールするパーツです。
SSDは、高価ですが速度は速く一方HDDは速度が遅い分価格も安いです。
システムは、高速なSSDに、ユーザーファイルはHDDに保存という具合に両方を搭載する手もあります。

ストレージ(SSD・HDD)の選び方詳細 はこちらをご覧ください。

電源ユニット

すべてのパーツに電力を供給するパーツ。
一部のケースには電源が付属するものもあるが、ほとんどのケースは別途電源ユニットが必要となります。
搭載するパーツの総消費電力の容量(ワット)をクリヤする物を選びます。

電源ユニットの選び方詳細 はこちらをご覧ください。

PCケース

すべてのパーツはPCケースに収納します。
いくつかのサイズの規格があり、マザーボードの規格に合ったケースを選びます。
書斎やリビングなどに置いて常に目につくのでデザインにも気を配りましょう。

PCケースの選び方詳細 はこちらをご覧ください。

グラフィックボード

グラフィック機能が搭載されてないCPUの場合別途必要となります。
また、ゲミングパソコンを組む時などは、高性能なグラフィック機能が必要となります。

グラフィックボードの選び方詳細 はこちらをご覧ください。

CPUクーラー

CPUにCPUクーラーが同梱されてないCPUを選択した場合、別途単体のCPUクーラーが必要となります。
オーバークロックを行うときなど冷却性能を高めたいときにも必要です。
また、LED搭載のCPUクラーにしてみても楽しいかも。

CPUクーラーの選び方詳細 はこちらをご覧ください。


必要な工具

  • ドライバーセット
  • ラジオペンチ
  • ニッパーまたは、ハサミ
  • 結束バンド(耐熱性)
  • ネジセット
メモ
ネジは、通常パーツに付属していますので絶対に必要と言うわけではありませんが。
ネジセットがあると重宝する場合もあります。

組み立て作業における注意点

デスクトップパソコンを作る事自体は、そんなに難しいことではありません。
これから5台目のデスクトップパソコンを組んだ時の流れを紹介します。
パソコンは、精密な電子部品で成り立っており取り扱いに注意が必要です。

詳細は、
組み立て作業における注意点 をご覧ください

組み立て手順

組み立て手順1

起動テストの準備

マザーボードに起動テストに必要不可欠なパーツのみを接続します。

注意
これからCPU・メモリを取り付ける為、マザーボードに触れて行きますが
マザーボードには、静電気に弱い精巧な電子回路やコンポーネントが数多く含まれています。
ユーザーズマニュアルを良くお読みになりマザーボードの取り扱い要領を確認しておいてください。

マザーボードの取り扱い要領の詳細は、
マザーボードの取り扱い要領 をご覧ください。

起動テストの準備の詳細は、
起動テストの準備 をご覧ください。

組み立て手順2

起動テスト

起動テストの準備ができましたらATX電源スイッチを押します。
モニターに起動画面 または、BIOSの画面が表示されれば起動テストは、成功です。

この時、ついうっかりしまいがちなミスに電源ユニットのスッイチを「-」側に押し込んでないでスッイチを押してしまってモニターに何も映らないと慌ててしまいがちなことです。

起動テストが成功したら電源を切り 電源ユニットのスッイチを「○」側 に押しておき
CPUとメモリ以外のパーツは、取り外します。

自作PC 組み立て工程2 起動テストの説明画像

起動テストの詳細は、
起動テスト をご覧ください。

組み立て手順3

CPUクーラーの取り付

今回は、CPUに付属のリテールクーラーを取り付けます。

  1. 取り付ける位置の確認 CPUソケットの4隅の固定穴の位置を確認しておきましょう。
  2. CPUの上にグリスを塗る CPUの上にCPUクーラー付属のグリスを少量(小豆粒程度)絞りだします。
    Intel製のリテールクーラーでは、予めヒートシンクの裏側にグリスが塗られているものもあります、その場合シールをはがしてください。
  3. マザーボードの固定穴に4つのプッシュピン合わせて対角の順でしっかり押し込みます。
  4. CPUファンのケーブルの接続 リテールクーラーから伸びてるケーブルを、マザーボードのCPUファンコネクタ(CPU_FAN)に接続します。

CPUクーラーの取り付け方の詳細は、
CPUクーラーの取り付け方 をご覧ください。

組み立て手順4

PCケースの準備
  1. 右側面のパネルを外します。
    PCケースの右側面側の背面のネジを外します。
    パネルを背面側にスライドさせてパネルを外します。
  2. 同様に左側面のパネルも外します。
    ※ネジは、元のネジ穴に入れておいてください。紛失を防げます。

組み立て手順5

PCケースにバックパネルシルドの取り付
  1. PCケースの内側から外側にパチッとはめこみます。
  2. PCケースの後側から確認 PCケースの後側からバックパネルシールドがきちんと取り付けられているか確認してください。
    マザーボードを取り付けてからは、修正は出来ません。
    バックパネルシールドの周囲の爪がPCケースの各窓部の板厚にしっかりはまってるかチェックしてください。

組み立て手順6

マザーボードのネジ止め用の穴とPCケースのスペーサ位置があっているか確認
  1. マザーボードを少し斜めになるように持ち、PCケースのバックパネルシールドにマザーボードの背面パネルコネクターさしこみます。
  2. PCケースには、予めスペーサが取り付けられていますのでマザーボードの取り付け穴位置とPCケースのスペーサ位置があっているか確認します。
    あってなければ修正します。

組み立て手順7

PCケースの前面から伸びているケーブルをマザーボードの所定のコネクタに接続
  1. PCケースのに付属しているパネルケーブルをマザーボードのシステムパネルコネクタ(F_PANEL)に極性に気を付けて接続します。
  2. フロントパネルオーディオケーブルをマザーボードのフロントパネルオーディオコネクタ部に接続します。
  3. USBケーブルをマザーボードのUSBコネクタ部に接続します。
    ※USBケーブルには、USB1.0・USB2.0・USB3.0がありますのでそれぞれのコネクタ部に接続してください。

詳細は、
パネルケーブルの接続 をご覧ください。

組み立て手順8

マザーボードをPCケースに取り付る
  1. マザーボードを少し斜めになるように持ち、PCケースのバックパネルシールドにマザーボードの背面パネルコネクターさしこみます。
    ※バックパネルシールドの穴とマザーボードの背面パネルの端子位置が合っているか確認してください。
    端子がずれていたりバックパネルシールドの爪が端子に接触したりしていると周辺機器を接続できません。
  2. ケースに付属しているネジでマザーボードをPCケースにネジ止めします。
    初めは、8か所のネジ穴にすべてネジをいれます。
    次に周りのネジをある程度の強さで締め付け後中側のネジも同様に締めます。
  3. 対角線上にネジを増し締めして固定します。
    (注意)ネジなど金属物を落としてないかチェックしてください。      

組み立て手順9

PCケース付属のファンケーブルを接続

PCケースには、最低1個はファンがついていますそのファンケーブルをマザーボードの「SYS_FAN1/2/3」ヘッダに接続します。

組み立て手順10

PCケースに電源ユニットの取り付

電源ユニットには、電源ケーブルを直付けのものとプラグイン式のものがあります。
プラグイン式の場合、事前に必要なプラグインケーブルを装着しておいてください。

自作PC 組み立て工程10 PCケースに電源ユニットを取り付けるの説明画像1枚目

※画像はプラグイン式の電源ユニットの画像です。

  1. 電源ユニットは、PCケースの背面の最下部にファンを下に向けて取り付けます。

自作PC 組み立て工程10  PCケースに電源ユニットを取り付けるの説明画像2枚目

  1. 電源ユニット付属のネジでケースにネジ止めします。
    ネジ止めする箇所は4箇所ありますので各ネジ部にネジをいれます。
    4本のネジを入れるまで締め付けないでください。
    4本のネジを入れ終えたら対角の順序でしっかり締めていきます。

自作PC  組み立て工程10  PCケースに電源ユニットを取り付けるの説明画像3枚目

組み立て手順11

SSDの取り付け

SSDには、2.5インチSSD・M.2 SATA SSD・M.2 NVMe SSDの3種類があり M.2 SATA SSD・M.2 NVMe SSDの2点はマザーボードに接続します。
今回採用した2.5インチSSDは、PCケースの2.5インチベイに取り付けます。
PCケースによっては、2.5インチベイがない物もあります。
その場合は、別途取り付け用のブラケットを購入することになります。
私が、購入したPCケースがこれにあたりいざSSDを取り付けようとしたら2.5インチベイがなくブラケットを注文したため組み立てが3日ほど伸びました。

自作PC  組み立て工程11  SSDの取り付けるの説明画像1枚目

1.別途購入したブラケットに背面側からSSDをネジ止めします。

自作PC 組み立て工程11  SSDの取り付けるの説明画像2枚目

2.PCケースの3.5インチベイに差し込みます。
※ここでは配線は、まだしません。

組み立て手順12

HDDの取り付け

HDDは、3.5インチベイに取り付けます。

  1. PCケースの3.5インチベイからトレイを取り出します。
    トレイを止めている、左右のフックを人差指と親指でつまんでトレイを手前にひきだします。
  2. トレイにHDDをはめこみます。
  3. 元の3.5インチベイにカチッとはまるまで押し込みます。
    ※ここでは配線は、まだしません。

組み立て手順13

光学ドライブ(DVDドライブ・BDドライブ)の取り付け

光学ドライブ(DVDドライブ・BDドライブ)は、PCケースの5インチベイに取り付けます。

  1. 5インチベイはカバーで目隠しされているのでカバーを外します。
  2. HDDを前がらさしこみます。
    この時HDDの前面部とPCケースのフロント面のつらが合うように調整します。

※ケースによって自動固定になるものやサイド面からネジ止めするようになっているものもあります。
※ここでは配線は、まだしません。

組み立て手順14

マザーボードに電力を供給するケーブルの接続

1. 電源ユニットのATX24ピン電源ケーブルと8ピン12V電源ケーブルをPCケースの背面側に引き回し マザーボードのコネクタ部に一番近いところの穴からマザーボード側へそれぞれ引き込んでおきます。

自作PC  組み立て工程14 マザーボードに電力を供給するケーブルの接続の仕方説明画像1枚目

2. 電源ユニットのATX24ピン電源ケーブルマザーボードのATX24ピン電源コネクタに接続します。
ATX24ピン電源コネクタは、横長の形状になっていますので差し込む時、斜めにささらないように注意してください。
片側が浮いていたりすると、正常に電力が供給されずトラブルが発生することになります。
真っすぐにカチッと音がするまで挿し込んでください。
そうすると爪が食い込みはずれなくなります。

自作PC  組み立て工程14 マザーボードに電力を供給するケーブルの接続の仕方説明画像2枚目

3. 電源ユニットの8ピン12V電源ケーブルマザーボードの8ピン12V電源コネクタに接続します。
こちらも真っすぐにカチッと音がするまで挿し込んでください。

自作PC  組み立て工程14 マザーボードに電力を供給するケーブルの接続の仕方説明画像3枚目

組み立て手順15

周辺機器の接続

モニタ・キーボド・マウス等の周辺機器をマザーボードのバックパネルに接続します。

  1. モニタの接続は、マザーボードの D_Sub・DVI_D・HDMIポートに接続します。
    モニタ側でサポートしたい接続方法を選んで設定します。
    ※別途グラフィックボードを取付ている場合は、グラフィックボードの出力端子にモニタのケーブルを接続してください。
  2. モニタのスピーカーケーブルをマザーボードのバックパネルのライン出力端子に接続します。
    ※真ん中のライム色がライン出力端子になっているのがほとんどです。
  3. キーボド・マウスをバックパネルのUSBポートに接続します。

組み立て手順16

Windows 10のインストールメディアの入手

Windows 10には、「Pro」と「Home」版がありますが家庭で利用するのであれば「Home」版で充分です。

Windows 10のインストールメディアを入手する方法

  1. Windows 10のインストールメディアを購入 購入方法にUSBメモリにインストーラーを組み込んだパッケージ版とダウンロード版があります。
    他に使えるパソコンが無い場合は、パッケージ版を購入することになります。
  2. Windows 10のインストールメディアを自分で作成する方法 こちらは、既にマイクロソフトのアカウント並びにWindows 10 プロダクトキーを所持されており正常に動作するパソコンがあることが前提となります。
    自作パソコンに挑戦される方であれば上の条件を満たされている方がほとんどと思いますので、 今回は、自分でインストールメディアを作成します。
    ダウンロードデータをUSBメモリに保存しますので USBのメモリの容量は、できたら12 GB以上を用意して予めフォーマットします。
    フォーマットしたUSBをパソコンのUSBポートに挿しておいてください。
    Windows10の最新バージョンのダウンロード先 マイクロソフト公式サイトからダウンロードしてWindows 10のインストールメディアを自分で作成します。

Windows 10のインストールメディアの作成方法は、
自作PC Windows 10のインストールメディアを作成する をご覧ください。

組み立て手順17

SSDとマザーボードをつなぐ
  1. 電源ユニットのSATA電源ケーブルをSSDのコネクタに接続 コネクタの内部はL字型になっていますので向きを合わせて挿し込んでください。
  2. マザーボードに付属しているSATAケーブルをSSDに接続し反対側をマザーボードのSATA ポート(0)に差し込んでください。

組み立て手順18

SSDがパソコンに認識されているか確認する

SSDがパソコンに認識されているか確認する

  1. パソコンの電源をいれBIOS(UEFI)のセットアップ画面を表示させます。
    マザーボードのロゴが表示されている間に「F2」か「DEL」キーを連打します。
    「F2」か「DEL」キーに割り当てられているのがほとんどですが、マザーボードによって違いますのでマザーボードのマニュアルで確認してください。
  2. BIOS(UEFI)のセットアップ画面でSSDドライブが認識されているか確認する。
    ストレージの情報部に自分で接続したSSDのメーカー名などが表示されていれば認識されています。
  3. BIOSを Save & Exit(保存して修了)で終わらせます。

組み立て手順19

Windows 10のインストールメディア(USB)の確認
  1. Windows 10のインストールメディアを(USB)をパソコンの後側のUSBにさしこみます。
    この時点では、インターネットには接続しないためランケーブルは抜いておいてください。
  2. BIOS(UEFI)画面を表示させます。
  3. Windows 10のインストールメディア(USB)が認識されてるか確認
  4. 認識されていたらデバイスの起動順位を設定します。
    Windows 10のインストールメディア(USB)を起動順位一番に設定。
    設定の仕方は、優先したいデバイスをクリックしたまま上部にドラッグします。
  5. BIOSを Save & Exit(保存して修了)で終わらせます。

組み立て手順20

Windows 10のインストール

組み立て手順20までクリアできたらいよいよOS( Windows 10)をインストールします。

  1. パソコンを起動させます。
    しばらくするとUSBが読み込まれWindows 10のセットアップウイザードの画面が表示されます。
  2. Windows 10のセットアップウイザードの指示に従って作業を進めます。
    ※プロダクトキーの入力を求める画面では、プロダクトキーを入力せずにプロダクトキーがありませんにチェックをいれます。
    ※9秒でWindows 10を再起動しますの表示がでたらUSBを素早く抜いてください。
    ※キーボードのレイアウトは、スキップ
    ※ネットワークに接続しましょうの画面で 今はスキップにチェック
  3. ネットワークに接続してWindows 10ののライセンス認証を行う。
  4. Windows 10のアップデートも手動でしておきましょう。

組み立て手順21

HDDとマザーボードをつなぐ
  1. 電源ユニットのSATA電源ケーブルをHDDのコネクタに接続 コネクタの内部はL字型になっていますので向きを合わせて挿し込んでください。
  2. マザーボードに付属しているSATAケーブルをHDDに接続し反対側をマザーボードのSATA ポート「1」に差し込んでください。
  3. BIOS(UEFI)画面を表示させ認識されていたらBIOSをSave & Exit(保存して修了)で終わらせます。

組み立て手順22

光学ドライブマザーボードをつなぐ
  1. 電源ユニットのSATA電源ケーブル光学ドライブのコネクタに接続 コネクタの内部はL字型になっていますので向きを合わせて挿し込んでください。
  2. マザーボードに付属しているSATAケーブルを光学ドライブに接続し反対側をマザーボードのSATA ポート「2」に差し込んでください。
  3. BIOS(UEFI)画面を表示させ認識されていたらBIOSをSave & Exit(保存して修了)で終わらせます。
  4. パソコンを起動し音楽用のCDをDVDドライブに挿入し音楽が再生できるか念の為、試してください。

この時、私が経験したことですが BIOS(UEFI)では、認識されているのにかかわらずCDを挿入すると ディレクトリー名が無効です となってしまいました。

そのトラブル対処の仕方は、
自作PC ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方 をご覧ください。

組み立て手順23

ケーブル類をきれいにまとめてケースを閉じる
  1. PCケース内部のケーブル類をきれいにまとめ結束バンドでしばってください.
  2. 左右のサイドパネルを取り付けます。

組み立て手順24

デバイスドライバーのインストール
  1. 光学ドライブが正常に使用できるようになったらマザーボード付属のCDでデバイスドライバーをインストール
  2. インストールが修了したらパソコンを再起動します。

組み立て手順25

最後にお持ちのアプリをインストールします。

Windows11のシステム要件を満たす自作PC

Windows11のシステム要件を満たす自作PC

windows11のシステム要件を満たす自作PCを組むんで見よう!

4年前の自作PCのOSをwindows11にアップデートしようと思い
マイクロソフト公式サイト
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
にアクセスしたら自分のPCがシステム要件を満たしているか診断できる「PC 正常性チェック アプリ」がありました。
早速、実行すると自分のPCはシステム要件を満たしてないことが判明しました。
念の為、システム要件もついでに調べると

システム要件

プロセッサ
1ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)。

メモリ
4ギガバイト (GB)。

ストレージ
64 GB 以上の記憶装置 注: 詳細は下記の「Windows 11 を最新状態に維持するために必要な空き領域についての詳細情報」をご覧ください。

システム ファームウェア
UEFI、セキュア ブート対応。

TPM
トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0。

グラフィックス カード
DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応。

ディスプレイ
対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ。

インターネット接続と Microsoft アカウント

Windows 11 Home エディションにはインターネット接続と Microsoft アカウントが必要です。
Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。
すべての Windows 11 エディションで、更新の実行、ダウンロード、一部の機能を使用するために、インターネットのアクセスが必要となります。
一部の機能を利用するにはMicrosoft アカウント が必要です。

となっており自分は、知識不足でPC用語が理解できない項目もあります。
思い切ってサブマシンをWindows 11が動くマシンにすることにしました。
使えるパーツは、使い回しをします。

今回の出費は、合計 ¥61.000 ですがOSをWindows 11にアップデートでき大変満足しています。

※2023年2月15日時点での楽天市場での参考価格です。価格は、変動しますので予めご了承ください。

 メモ
コストを抑えるために、マザーボードmicroATXを選びました、それに伴いPCケースもミニタワーPCケースにしてあります。
CPUクーラーとグラフィックボードは、CPUに付属している物にしました。

パーツ一覧

CPU

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ Core i3-13100 BOXの画像  Core i3-13100 BOX

価格24,846円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

商品情報

Core i3 13100 BOX
第13世代インテルCore i3プロセッサー

CPUタイプ:Core i3 13100
Socket:LGA1700
動作クロック:P-core:3.4GHz
最大クロック:[TurboBoost]P-core:4.5GHz
L2 Cache:5MB
L3 Cache:12MB
CPU Cooler:付属
TDP:基本 60W、最大 89W
コア数/スレッド数 P-core:4 / スレッド:8
グラフィック:Intel UHD Graphics 730

備考
対応メモリ:DDR5-4800、DDR4-3200 / 最大:128GB

マザーボード

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ ASRock microATXマザーボード H610M-HVS/M.2 R2.0の画像  ASRock microATXマザーボード H610M-HVS/M.2 R2.0

価格9,280円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

メモリ

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ ADATA AD4U32008G22-DTG(DDR4-3200 8GB×2枚組)の画像  ADATA AD4U32008G22-DTG(DDR4-3200 8GB×2枚組)

価格4,580円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

 

SSD

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ PNY M280CS1031-500-CL CS1031 SSD M.2 2280 NVMe 500GBの画像  PNY M280CS1031-500-CL CS1031 SSD M.2 2280 NVMe 500GB

価格9,746円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

 

PCケース

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ Thermaltake Versa H17(ミニタワーPCケース)の画像  Thermaltake Versa H17(ミニタワーPCケース)

価格3,900円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

 

電源ユニット

 Windows11のシステム要件を満たす自作PCのパーツ FSP HA450 HEXA 85+ 450W電源 /80PLUS Bronzeの画像  FSP HA450 HEXA 85+ 450W電源 /80PLUS Bronze

価格9,119円(税込)

※2023年2月15日現在楽天調べ

自作PC 組み立て手順

自作PC

組み立て手順

1.起動テストの準備

起動テストを行うには、必要最低限のパーツのみで行います。

起動テストを行う最小限のパーツ

  • CPU
  • マザーボード
  • メモリ
  • グラフィックボード
  • 電源ユニット
  • ATX電源スイッチ
  • ブザー
  • モニター
  • キーボード
  • マウス

※自分が選んだCPUは、グラフィック機能を搭載してない製品にの為、別途購入しました。

まず、マザーボードが入っていた箱の上にマザーボードが入っていた袋をのせその上にマザーボードをのせます。

①CPUを取り付ける

CPUのソケットカバーを開けます
カバーの右側のレバーを矢印の方にスライドしてロックを解除しカバーを持ち上げてカバーを開けます。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUの取り付方説明画像1枚目

CPUの切り欠きを確認しておきます。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUの取り付方説明画像2枚目

切り欠きを確認したらCPUをそっとつまんでCPUソケットの突起とCPUの切り欠き部を合わせて乗せます。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUの取り付方説明画像3枚目

CPUを設置したらレバー降ろします

自作PC 自作 組み立て手順 CPUの取り付方説明画像4枚目

レバー降ろしロックすると保護カバーが自動的にはずれます。
保護カバーは、マザーボードを修理に出したりする時必要となるので保管しておきましょう。

②メモリを取り付ける

デュアルチャンネルメモリ設定を最大限に有効にするには、同一(同じブランド、同じ速度、同じサイズ、同じチップタイプ)のDDR4 DIMMを1組取り付ける必要があります。
マザーボードのメモリスロットにメモリを取り付ける優先順序があります。
マニュアルを確認しマニュアルに従い取り付けて行きましょう。

参考までに自分が購入したマザーボードでは、
デュアルチャンネルメモリ設定

優先順位  DDR4_ A1 DDR4_A2  DDR4_B1  DDR4_B2 
 1    実装済     実装済
 2   実装済     実装済  
 3   実装済   実装済   実装済   実装済

それでは、マニュアル順に取り付けていきます。
まずは、マニュアルでメモリスロットの位置を確認しておきます。

自作PC 自作 組み立て手順 メモリの取り付方説明画像1枚目

一枚目をマザーボードのDDR4_A2 スロットに差し込みます

自作PC 自作 組み立て手順 メモリの取り付方説明画像2枚目

二枚目をマザーボードのDDR4_B2 スロットに差し込みます

自作PC 自作 組み立て手順 メモリの取り付方説明画像3枚目

差し込み方法

差し込むべきメモリスロットの、メモリを留めるロックを上から押して外しておく。
メモリの切り欠きとスロットの突起を合わせてメモリ上から差し込みます。
正しく差し込めば自動的にロックされます。

自作PC 自作 組み立て手順 メモリの取り付方説明画像4枚目

※ASRock H570 Phantom Gaming 4 マニュアルより引用

ATX電源スイッチ&ブザーの接続

ATX電源スイッチは、マザーボードのシステムパネルヘッダー(PANEL1)のパワースイッチの端子へ

自作PC 自作 組み立て手順説明画像1枚目

ブザーは、マザーボードのスピーカーヘッダー(SPK_PLED1)のスピーカーの端子へ

自作PC 自作 組み立て手順説明画像2枚目

マザーボードに電力を供給するケーブルの接続

電源ユニットの24ピン12V ATXケーブルをマザーボードATX電源コネクタ(ATXPWR1)に装着します。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像3枚目

電源ユニットの8ピン12V 補助電源ケーブルマザーボードATX 12V(ATX12V1)へ

自作PC 自作 組み立て手順説明画像4枚目

⑤グラフィックボードの取り付け

今回、購入したCPUは、グラフィック機能を搭載してないのでグラフィックボードが必要。
マザーボードのPCIE1(PCle4.0×16スロット)スロットに装着します。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像5枚目

⑥モニタ・キーボド・マウスの接続

自作PC 自作 組み立て手順説明画像6枚目

2.起動テスト

電源ユニットを家庭用のコンセントに接続し電源ユニットのスイッチを-側に押し込みATX電源スイッチを押す

ここでブザーの役目登場

自作PC 自作 組み立て手順説明画像7枚目

UEFI BIOS ビープ音のパターン   エラーの内容
短いビープ1回  グラフィックボード検出(正常起動)
クイックブート設定が無効
キーボード検出エラー 
長いいビープ一回+短いビープ2回
同じパターンで繰り返し
メモリ検出エラー
長いいビープ一回+短いビープ3回  グラフィックボード検出エラー 
長いいビープ一回+短いビープ4回  ハードウェアエラー 

自作PC 自由自在 令和2年版から引用

しばらくしてモニタの画面にUEFI セットアップ画面が表示されたら成功です。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像8枚目

※この段階では、電源はいつ切っても問題ありません。

3.CPUクーラーの取り付け

CPUとメモリ以外は、一旦取り外し箱の上で作業をします。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像1枚目

本来は、CPUの中央に放熱グリス(小豆粒程度)をチュブより絞り出して乗せるのですが
今回、自分が選んだCPUにはCPUクーラーが付属しており放熱グリスが予め施されていました。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像1枚目

マザーボードのCPUクーラー取り付け穴を確認

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像2枚目

②CPUクーラーのプッシュピンの頭の矢印が4か所とも外側になっているか確認。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像3枚目

③先ほど確認したマザーボードのCPU取り付け穴にCPUクーラーのピンを入れ上から押します。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像4枚目

マザーボードの裏側からみてピンの先が穴に確実に入っているか確認をしておきましょう。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像5枚目

⑤CPUクーラーから伸びているケーブルをマザーボードのCPUファンコネクタ(CPU_FA1)に接続する。

自作PC 自作 組み立て手順 CPUクーラーの取り付方説明画像6枚目

4.PCケースの準備

①PCケースの背面側の側面カバーを留めているネジを外し両方の側面カバーを外します。
マザーボード付属のバックパネルシールドをPCケースの背面の窓にはめこみます。

後側から見てバックパネルシールドの爪が窓の外にでてるか確認

自作PC 自作 組み立て手順 PCケースの準備の説明画像1枚目

マザーボードを入れてみてバックパネルシールドの穴と端子が合っているか確認。

自作PC 自作 組み立て手順 PCケースの準備の説明画像2枚目

マザーボードのネジ穴とPCケースのスペーサ位置の確認

自分の場合1か所スペーサ漏れがあり追加して取り付けました。

自作PC 自作 組み立て手順 PCケースの準備の説明画像3枚目

5.PCケースの前面から出ているシステムパネルコネクタのケーブルをマザーボードのシステムパネルヘッダー(PANEL1)に接続します。

マニュアルを見て、POWER SW・POWER LED・RESET SW・HDD LED のケーブル端子を所定の位置に配線します。
※ケーブルには、極性があり▼印の方が+又は色の明るい方が+です。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像9枚目

※画像は、ASRock H570 Phantom Gaming 4 マニュアルより引用

前工程のCPUクーラーを取り付けた状態を箱ごとPCケースを寝かせた上に乗せて作業します。
PCケースに入れてからこの配線作業は過去の経験により配線しずらいので自分はこの方法をとっています。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像10枚目

6.マザーボードをPCケースに取り付ける

①先ほどの作業をしていた箱を外し、後ろ側が高くなるように斜めにしPCケースのバックパネルシールドにマザーボードのIOパネルを押し込むようにして入れます。

自作PC 自作 組み立て手順 マザーボードをPCケースに取り付ける説明画像枚目

②9か所のネジでPCケースにネジ止めします。

ネジは、いきなり締めずに9か所にネジを入れ4隅を対角線状に仮止めし残りのネジも仮止めが終わったら増し締めします。

7.配線作業

①PCケースの前面からでている USBケーブルをマザーボードのUSB3.2 ヘッダーに配線します。

自作PC 自作 組み立て手順 配線作業の説明画像1枚目

②PCケースの前面からでているHD AUDIO ケーブルをマザーボードのフロントパネルオーディオヘッダーに配線します。

自作PC 自作 組み立て手順 配線作業の説明画像2枚目

③PCケースについているファンケーブルをマザーボードのシャーシファンコネクタに接続します。

画面左が後ろのファンから、右側が前のファンのケーブル

自作PC 自作 組み立て手順 配線作業の説明画像3枚目

8.電源ユニットを取り付ける

①PCケースの後ろ側の下部にファンが下側になるよう置く。

自作PC 自作 組み立て手順 電源ユニットを取り付けるの説明画像1枚目

②PCケースの後ろ側から電源ユニットに付属のネジで止めます。

自作PC 自作 組み立て手順 電源ユニットを取り付けるの説明画像2枚目

9.電源ユニットからマザーボードに電力を供給するケーブルの接続

①電源ユニットから出ているケーブルの確認

画像①は、24ピン12V ATXケーブル
画像②は、8ピン12V 補助電源ケーブル
画像③は、ストレージ(SSDやHDD等)に電力を供給するSATA電源ケーブル
画像④は、PCI Express に取り付けたパーツに電力を供給するケーブル
※自分が購入した電源ユニットの画像④には、Express 6+2 Pin(PCI) のタグが付いていました。

自作PC 自作 組み立て手順 電源ユニットからマザーボードに電力を供給するケーブルの接続の説明画像1枚目

②電源ユニットの24ピン12V ATXケーブルをマザーボードATX電源コネクタ(ATXPWR1)に装着します。

自作PC 自作 組み立て手順 電源ユニットからマザーボードに電力を供給するケーブルの接続の説明画像2枚目

③電源ユニットの8ピン12V 補助電源ケーブルマザーボードATX 12V(ATX12V1)に装着します。

自作PC 自作 組み立て手順 電源ユニットからマザーボードに電力を供給するケーブルの接続の説明画像3枚目

10.SSDを取り付ける

①2.5インチベイからドライブトレイを引き出しドライブトレイにSSDを皿小ネジで止めます。

自作PC 自作 組み立て手順 SSDの取り付け方の説明画像1枚目

自作PC 自作 組み立て手順 SSDの取り付け方の説明画像2枚目

自作PC 自作 組み立て手順 SSDの取り付け方の説明画像3枚目

※自分の購入したSSDには、この皿小ネジが付属してなく旧PCから流用しました。
たかが、こんなネジでもなければ作業が一時ストップしてしまいます。

②SSDを取り付けたドライブトレイを元の位置へ押し込みます。

11.HDDを取り付ける

①2.5インチベイからドライブトレイを引き出しドライブトレイにHDDの横の穴とドライブトレイの突起を合わせて挟み込みます。

自作PC 自作 組み立て手順 HDDの取り付け方の説明画像1枚目

自作PC 自作 組み立て手順 HDDの取り付け方の説明画像2枚目

②HDDを取り付けたドライブトレイを元の位置へ押し込みます。

12.光学ドライブを取り付ける

光学ドライブは3.5インチベイに取り付けるためフロントパネルのドライブベイカバーを取り外します。

自作PC 自作 組み立て手順 光学ドライブの取り付け方の説明画像1枚目

②ベイカバーを取り外した3.5インチベイに光学ドライブを正面から押し込みます。そうするとカチッと音がして固定されます。

自作PC 自作 組み立て手順 光学ドライブの取り付け方の説明画像2枚目

※自分は念の為、右側面の4か所でネジ止めをしました。

SSD・HDD・光学ドライブに配線する段階で判明したのですが光学ドライブに配線するSATA電源ケーブルが届かず2段目に光学ドライブを装着しなおしました。

自作PC 自作 組み立て手順 光学ドライブの取り付け方の説明画像3枚目

13.グラフィックボードを取り付ける

①グラフィックボードは、マザーボードのPCIE1(PCle4.0×16スロット)スロットに装着しますのでその位置を確認。
②その位置にグラフィックボードをあてがい外すべき拡張スロットカバーを定めて予め外しておきます。
マザーボードのPCIE1(PCle4.0×16スロット)スロットのロック押してロックを外します。
④グラフィックボードの端子の切り欠きとマザーボードのスロットの突起を合わせて上から押し込みます。

自作PC 自作 組み立て手順 グラフィックボードの取り付け方の説明画像1枚目

自作PC 自作 組み立て手順 グラフィックボードの取り付け方の説明画像2枚目

自作PC 自作 組み立て手順 グラフィックボードの取り付け方の説明画像3枚目

※今回自分が、購入したグラフィックボードは補助電源を必要としないパーツでした。

14.SSDに配線する

SSDSATA電源コネクタに電源ユニットのSATA電源ケーブルを接続
SATAケーブルをSSDSATAコネクタ接続し片方をマザーボードSATAポート(SATA_0)に差し込みます。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像11枚目

15.周辺機器の接続

①モニタ・キーボド・マウスの接続

※モニタのHDMIケーブルは、グラフィックボードのHDMIポートに接続します。

16.起動

①電源ユニットのスイッチを-側に押し続いてフロントパネルの電源スイッチを押す。
②キーボードの「DEL」キーを連打してモニタに「UEFI」画面が表示されます。
③「UEFI」画面でSSDが認識されていることを確認し変更を保存し終了します。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像12枚目

17.Windows 10 のインストール

①予め作成しておいたWindows 10 インストール メディア「USB」をPCのUSBポートに挿入
②PCを起動しすぐにキーボードの「DEL」キーを連打するとモニタに「UEFI」画面が表示されます
③「UEFI」画面で先ほどの「USB」が認識されてるかを確認する
④起動順位一番をWindows 10 インストール メディア「USB」にする
⑤保存&終了
⑥しばらくするとUSBメモリから読み込まれ起動しますので指示に従いWindows 10 のインストールを完了させる。

※自分の場合、起動順位が二番に表示されていたのでドラッグ&ドラッグで上に移動する事で起動順位を一番にできました。
UEFI」の操作は、マニュアルで確認してください。

メモ
1.予めインターネットにアクセスできる環境(ランケーブルは挿入)にしておきます。
2.マイクロソフトのアカウント情報・Windows 10のプロダクトキーなど用意しておきます。
3.できることなら万が一の為にサブマシンがあればなお良いです。

18.HDDに配線する

①HDDのSATA電源コネクタに電源ユニットのSATA電源ケーブルを接続
SATAケーブルをHDDのSATAコネクタ接続し片方をマザーボードSATAポート(SATA_1)に差し込みます。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像13枚目

19.光学ドライブに配線する

光学ドライブSATA電源コネクタに電源ユニットのSATA電源ケーブルを接続
SATAケーブルを光学ドライブSATAコネクタ接続し片方をマザーボードSATAポート(SATA_2)に差し込みます。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像14枚目

20.PCケースの内部のケーブルを見た目がいいように耐熱リピートタイで結束します

自作PC 自作 組み立て手順説明画像15枚目

21.PCケースに両サイドのパネルを取り付けて完成

自作PC 自作 組み立て手順説明画像16枚目

22.ドライバのインストール

マザーボードのドライバは、マザーボードに付属のDVDからインストール。
②グラフィックボードのドライバは、メーカーサイトよりダウンロードしてインストールしました。

22.Windows 11 へのアップデート

Windows11の最新バージョンのダウンロード先 マイクロソフト公式サイト

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

にアクセスします。

自作PC 自作 組み立て手順説明画像17枚目

今すぐダウンロードをクリックします。

後は、指示に従って進行するとWindows 11 へのアップデートの完了です。

起動した直後の画像

自作PC 自作 組み立て手順説明画像18枚目

ログイン後の画像

自作PC 自作 組み立て手順説明画像19枚目

自作PC ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方

自作PC

ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方

1.デスクトップ画面 左下のWindowsのロゴをクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法1の説明画像

2. 右側のスライドバーを下側に移動させ Windows 管理ツールまで移動

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法2の説明画像

3. Windows 管理ツール の右側をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法3の説明画像

4. コンピューターの管理をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法4の説明画像

5. ディスクの管理 をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法5の説明画像

6.楕円で囲んだ部分を右クリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法6の説明画像

7. 次の画面になりますので  ドライブ文字とパスの変更(C)をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法7の説明画像

8. D:ドライブをいったん削除します

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法8の説明画像

9. ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなくなる場合があります。このドライブ文字を削除しますか?
で はい をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法9の説明画像

10. 次の画面になり未割当になります。

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法10の説明画像

11. 次にディスクの管理 をクリックし四角で囲んだ部分を右クリックしてドライブ文字とパスの変更(C) をクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法11の説明画像

12. 自動的に最適なドライブ名が割り当てますので OKをクリック

自作PC自作 ディレクトリー名が無効ですの対処の仕方の対処方法12の説明画像

これでパソコン上でも光学ドライブ(D:)を認識するようになります。
念の為、音楽CDなどが視聴できるか試してください。
音楽が再生出来ればパソコン上でも光学ドライブ この場合 D:ドライブのディレクトリーが有効になっています。

自作PC Windows 10のインストールメディアを作成する

自作PC

Windows 10のインストールメディアを作成する

この記事は、マイクロソフトのアカウント取得とWindows 10のプロダクトキーがあることを前提としています。
作成するメディアは、USBのメモリとします。

USBのメモリの容量は、できたら12 GB以上をおすすめします。また、予めフォーマットしておいてください。
フォーマットしたUSBをパソコンのUSBポートに挿しておいてください。

最初に
Windows10の最新バージョンのダウンロード先 マイクロソフト公式サイトにアクセスしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

アクセスして
下記の画面が表示されますので
ツールを今すぐダウンロードをクリックします。

自作PC  Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像1枚目でPCへの Windows 10 のインストールご希望ですか? かいしするには、Windows 10 をインストールためのライセンスが必要です。その後、メディア作成ツールをダウンロードして実行するこができます。と文字で表示されている画像

次のファイルを開こうとしていますの画面でファイルを保存をクリック

自作PC  Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像2枚目で 次のファイルを開こうとしています:このファイルを保存しますか?と問いかけている画像

ダウンロードが完了したら
デスクトップのダウンロードを開きダウンロードしたファイル(MediaCreationTool20H2)をダブルクリックします。
しばらくすると

自作PC  Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像3枚目で適用される通知とライセンセンス条項 重要な内容ですので、よくお読みください。拒否か同意するかを問いかけている画像

の画面で
同意する  をクリックします。
準備ができるまで少しお待ちください。
となり

 Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像4枚目で実行する操作を選んでください このPCを今すぐアップグレードする・別のPCのインストールメディアを作成する(USB フラッシュドライブ,DVD、またはISO)のどちらかにチェックを促している画像

の画面で
○別のPCのインストールメディアを作成する(USBフラッシュドライブ、DVD、またはISOファイル)
にチェックして次へをクリック

次の画面で

デスクトップパソコン自作  Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像5枚目で言語、アーキテクチャ、エディションの選択を促している画面

この PC におすすめのオプションを使う
のチェックを外し上記から自分の希望するオプションを選択してください。
そして 次へをクリックしてください。
次の画面で自分が使用するメディアを選んで

自作PC   Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像6枚目で使用するメディアを選んでください Windows 10 を他のパティションにインストールする場合は、インストール用のメディアを造り、それを使ってインストール必要があります。USBフラッシュドライブかISOファイルのどちらかにチェックを促す画面

今回は USBフラッシュドライブにチェックをします。
※USBのメモリは、12 GB以上をおすすめします。
また、予めフォーマットしたUSBをパソコンのUSBポートに挿し込んでおいてください。

次へをクリック

Windows 10をダウンロードしています
となり進行状況が表示されるますのでダウンロードが終わるまで待ちます。
次に
Windows 10 のメディアを作成しています
となり進行状況が表示されるますのしばらく待ちます。
最後次の画面になりますので

自作PC  Windows 10のインストールメディアを作成する方法の説明画像7枚目でUSB フラッシュドライブの準備ができました 完了をクリックするよう促している画面

完了 をクリックしてください。
パソコンよりUSBメモリを抜きラベルをつけて大事に保管しておきましょう。

自作PC パネルケーブルの接続

自作PC

ネルケーブルの接続

PCケースの前面から出ているシステムパネルコネクタのケーブルをマザーボードのシステムパネルヘッダー(PANEL1)に接続します。

マニュアルを見て、POWER SW・POWER LED・RESET SW・HDD LED のケーブル端子を所定の位置に配線します。
※ケーブルには、極性があり▼印の方が+又は色の明るい方が+です。

自作PC 組み立て手順 パネルケーブルの接続説明画像1枚目

※画像は、ASRock H570 Phantom Gaming 4 マニュアルより引用

前工程のCPUクーラーを取り付けた状態を箱ごとPCケースを寝かせた上に乗せて作業します。
PCケースに入れてからこの配線作業は過去の経験により配線しずらいので自分はこの方法をとっています。

自作PC 起動テスト

自作PC

起動テスト

起動テストの準備が完了したら電源ユニットを家庭用のコンセントに接続し電源ユニットのスイッチを-側に押し込みATX電源スイッチを押す

ここでブザーの役目登場

自作PC 組み立て手順 起動テストの説明画像1枚目

UEFI BIOS ビープ音のパターン   エラーの内容
短いビープ1回  グラフィックボード検出(正常起動)
クイックブート設定が無効
キーボード検出エラー 
長いいビープ一回+短いビープ2回
同じパターンで繰り返し
メモリ検出エラー
長いいビープ一回+短いビープ3回  グラフィックボード検出エラー 
長いいビープ一回+短いビープ4回  ハードウェアエラー 

自作PC 自由自在 令和2年版から引用

しばらくしてモニタの画面にUEFI セットアップ画面が表示されたら成功です。

自作PC 組み立て手順 起動テストの説明画像2枚目

※この段階では、電源はいつ切っても問題ありません。